Le Menage（ル メナージュ）

「路地裏の隠れ家フレンチ」

そんなキャッチフレーズがぴったりのこちらのお店。
誕生日が3/12なので、そのお祝いに連れてきていただきました。
いやはや、普通の人と比べると僕が行ってないお店は少ないので、こういうシチュエーションで僕が行ったことが無いお店をリサーチしてくれて段取りしてくれるのは本当にありがたいです。

さてさて、そんな隠れ家フレンチ「Le Menage」さん。
場所は柳町、ちかくにトルコ料理のアリババさんがあったり。

でも本当に細い路地なので普通に歩いてたら気づかないですね。

これね、右下にご予約で満席って書いてあるんですけどね。
入ってから気づいたんですけど、お客さん僕たちだけだったんですよ。
要するに僕たち2人のためだけに貸し切りにしてくれてたわけです。
いや、マジですごいです。感謝感激雨あられ。

店内は4人がけのテーブル席が3卓のこじんまりした感じ。
でもお店全体から温かさを感じる素敵な空間。

チーズとワインがウリみたいなんですが、ノンアルコールでごめんなさい…

お店はこの場所で22周年になるそうです。
そんな22周年フェアメニュー。

ノンアルコールのスパークリングをいただきます〜。

まず最初がこちらのアミューズの盛り合わせ

まず上の段から

とんがっているのが、ポークリエットのコルネ詰め（リエットはパテみたいな感じ）
間にあるのがカラスミのタルティーヌ（タルティーヌはバケットのせ、みたいな感じ）

下の段には

【Le Menage（ルメナージュ）】【Le Menage（ルメナージュ）】アミューズ下の段

ブラックオリーブのマフィン
トリュフのケークサレ（ケークサレはケーキのおかず版）

岡山でフレンチ自体があまり多くないので、僕自身こういう前菜をいただくのは初めてで新鮮でした！

こちらはプチオードブルの一皿。
そもそもアミューズとオードブル、どちらも前菜の意味だと思っていたんですが調べてみたらすこーし意味合いが違っていました。
気になるかたは「アミューズ　オードブル　違い」みたいにググってみてください（笑）

キッシュはエンドウ豆
鯛のブランダッド（ブランダッドはじゃがいもと一緒にまぜたもの）、イクラ添え、シュー詰め
蒸し牡蠣のエスカベッシュ（マリネみたいな）
スモークチキン
もち豚肉のパテ、人参マリネ添え

どれも一口サイズで、一口入れるたびに違う美味しさが楽しめて素晴らしい〜！

パンとバターも出していただけます。

メインは2種類の鴨
「マグレ鴨」
「エトフェシャラン鴨」

マグレ鴨はフォアグラ採取用に育てられた鴨の胸肉ということで、味が濃厚になるみたいです。
力強い味で確かに僕が今まで食べた鴨とはまた違う味。

そしてもう一つがエトフェシャラン鴨

エトフェシャランの「エトフェ」とは「窒息」という意味で、普通お肉って生臭くならないように血抜きすると思ってたんですが、エトフェシャランの場合は窒息なので血がそのまま体内に残るんですよね。
その分濃厚な味になるみたいです。
血抜きされていないせいなのか、ものすごくしっとりとした食感で繊細な風味もありめちゃくちゃ美味しかった！！

すごいですね〜。食材に感動したのは久しぶりです！

デザートは９種類の中から選べます。