僕じゃなきゃできない話をしよう
全国食べログ1位の肩書を引っ提げて岡山から東京進出し、勢いそのままに東京屈指の行列店に!
【 400℃ PIZZA TOKYO 】
オーナーの河本さんとはファニエンテ時代から交流を持たせていただいていて、ありがたいことに今に至るまでの考えなども聞かせていただきながら食事をご一緒させていただいたりもしてきました。
すでに東京神楽坂のお店については沢山の方が書かれているので、ここでは僕なりの目線で書かせて頂いていこうと思う。
400℃が岡山に生まれたのが2018年12月
5年半が経とうとしていると思うとなかなか感慨深い。
当初から
「人で勝負するのではなく、ピザと空間で勝負する」
というようなことをおっしゃっていた。
人に依存しない営業スタイルを確立していくという軸は最初からぶれていなかった。
それでもまだ1店舗目までは、技術介入度の高いピザであったと思う。
ターニングポイントになったのは間違いなく杜の街店が出来たこと。
杜の街立ち上げ前、周りからは
「フードコートに出店なんかしたら評判落ちる」
ということもいろいろ耳にしたけれど
フタを開けてみれば、フードコートで初めて食べログ100名店に選ばれる快挙も達成。
「フードコートだから値段を下げて、フードコートのクオリティを」
と考えてしまいがちだけど、
そこを本店と同じクオリティのものをフードコートでどう出すか?という思考でした。
本店の薪窯に対して、杜の街が電気のベルトコンベアーで焼き上げるものに。
さらに東京店では電気がうまくいったから同じものを導入しよう。
とならないのが面白いところ。
同じメーカーさんではあるものの、ガスを使った特殊な仕組みで焼き上げるものをオーダーメイドにしたそう。
だからガス臭いと感じる人はほとんどいないんじゃないでしょうか?
本店は「薪」
杜の街は「電気」
東京は「ガス」
どのシステムで焼き上げてもうまくアジャストする生地を試行錯誤しながら作り上げたことも秀逸。
50歳でイタリアンからピッツェリアへ。 何歳になっても常に変化を楽しみ刺激をもとめる河本さんを僕はとても尊敬するし、自分自身もそうでありたいと思う。
これからの400℃ブランドがどうなっていくのか、まだまだ楽しみです!
そして、岡山に県外の人が注目するお店がもっともっと出来てくれることを心から願っています!!













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