野菜使いが印象的だった和の要素も感じるフレンチ
フォローさせていただいている東京の方が投稿されているのを拝見して、中野が拠点なので「これは!」と思い早速予約。
中野駅南側のれんが坂を上がり始めるところにあるのですが、他の店舗と比べても一線を画すアートが入口にありインパクト大。
中に入ると土を連想するような赤土のような色味の店内。
この空間で味わうだけでも料理の印象が変わりそう。
さて、まずは
残暑を枝豆のお茶で落ち着かせます。
1品目は
「赤パプリカと枝豆」
筒状のチュイールのほうが赤パプリカのムース
アート作品のように枝豆があしらわれた中には複数種のチーズ
心地よく素材の味を感じさせてくれる味はシェフの方向性がしっかりと伝わる1皿目。
2品目は
「夏野菜と貝」
つぶ貝とほたて
野菜はこの日は18種類
実際にシェフが農家さんのところに足を運ばれて繋がりをつくっていらっしゃるとのこと。
食べたことの無い野菜たちがそれぞれ調理法も変えてあり、一口一口に新しい出会いがありました。
3品目はシグネチャーとされている
「じゃがいも」で大地を表現されたもの
サッシー、マチルダ、ノーザンルビーを粗くマッシュしたもの
ベーコンの出汁のチュイールに
キタムカイのビシソワーズを添えて
皮と皮と身の間のみをパウダー上にしたものと合わせていただきます。
ポテサラ好きにはたまらない
4品目
「とうもろこしとブイヤベース」
とうもろこしの茶碗蒸しと濃厚なブイヤベースの組み合わせで、とうもろこし自体もあえて焦がして香ばしさを出しているのもこだわりを感じます。
5品目
「魚と冬瓜」
甘鯛の鱗焼きの下に冬瓜と焼き茄子が敷かれ、アサリ出汁のスープと一緒に。
ルバーブのソースも。
6品目
「夏蝦夷鹿とビーツ」
ただシンプルにロティと思いきや、下には赤ワインで煮込まれたラグーも。
ビーツも調理法を変えてピュレとフレッシュなものを添えて
7品目
「リゾット」
この日の食材でとったフォンで作られた濃厚チーズのリゾット
ビーツの色がしっかりとのって鮮やかな一皿に
8品目
「チーズかき氷」
チーズ盛りとグラニテを合わせて表現した一皿
シェーブルチーズに
パッションフルーツとパイナップルを
間違いなく人生で食べたかき氷で一番旨い
「9品目」
「もも3種」
9月も中旬が過ぎて岡山勢には残念ながら東北の桃
ただ、ラムの効いたヨーグルトソースにプラムなどの酸味も合わさり
最後に心地よい余韻が感じられました。
決して派手な食材が使われているわけではないのですが、手数の多さや彩り創意工夫が普段いただくものと違いを感じる料理で良い体験をさせていただきました!
※メニュー写真などは訪問時のもので、現在のものと異なる場合がございます。あくまでご参考までに…







































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