回転寿司にはない、町のお寿司屋さんならではの心温まる寿司ランチ!
「日本の失われた30年」と日本経済低迷がこれだけ続いていたら、もはや低迷というよりもスタンダード。
自分もバブルの恩恵を直接受けた世代ではない。
その日本経済低迷期に成長していったのが「回転寿司」
確かに今の低価格帯の回転寿司のシステムは本当にすごい。
私自身も回転寿司は当然行くし、行くたびにシステムのアップデートとクオリティが高くなっていくところにただただ脱帽してしまう。
今のデフレ期(もはやスタグフレーション期)に成長した「回転寿司業態」に反比例して、どんどんと数が少なくなっているのが、
「町のお寿司屋さん」
みんながみんな10,000円のカウンターのお寿司屋さんに行けるわけではない。
私が家庭を持ったとして、子どもたちにそんなお店に連れて行ってあげられるのかと言われたら、まぁ無理な話。
でもちょっと頑張ってでも、町のお寿司屋さんに家族で行って大将が握ってるところとか、魚をさばいたりしてるところを見せてあげたいなぁと思う。
と、お店の紹介にも何にもなっていない小話から始まって恐縮なのですが、
だからこそ、今回お伺いした「大門寿司」さんのような、住宅街にポツンと佇む(佇むというほどこじんまりしていなくて、立派なお店構え)お寿司屋さんに、いつまでも頑張って欲しいなぁと思うわけです。
ランチはベースとして
「昼御膳」というのがあって、そこには
・日替わり小鉢2品
・揚げ物 or お造り
・ミニ茶碗蒸し
・お汁
そこに、
・ご飯
・巻きずし
・にぎり
・上にぎり
・盛り合わせ
・ちらし
と、ご飯ものが選べるようになってます。
今回は
「盛り合わせ御膳」を注文
盛り合わせは、並ネタにぎりが3貫に、巻きずしが2貫。
いか、まぐろ、えびと王道3ネタ
シャリは岡山らしい甘めのシャリで、まるっとしてるのが印象的。
小鉢の「いわし」は、優しく中までしっかり味が染みてて、久しぶりにこういうホッとする味付けのイワシをいただきました。
天ぷらもサクサクで海老天までついてます!
たまたま運良く2人だったけど、庭が見える個室に案内していただき、日だまりの陽気もあって本当に居心地のよい空間。
お店の方もみなさん丁寧に接客していただいて、よい時間を過ごさせていただきました〜!
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