東平島の交差点から南西へ。南古都という地域になるみたいですね。
周りは密集した住宅地なので、「えっ、こんなところに飲食店あるの?」という感じの場所にあります。
この店にたどり着くには、まずこの一本橋を渡ります。
運転苦手な方はご注意を〜。
お店の前に車が4台程度止められます。
基本は鉄板を囲むスタイルで、一つだけ小上がりのテーブル席がありました。
広島風と関西風どちらでもOKなのはいいですね。
昔は断然関西風派だったんですが、最近は広島風の方が好きになってきました。
(広島風の方が間違いなくカロリー低いですし)
ということでスタンダードにそばモダンにしてみました。(←そば入れたら低カロリーの意味ないやん、というツッコミはお控えくださいませ…。)
もう今年は天候不順で本当にキャベツがずっと高い。
でもそんな原価高騰なんか関係なし!しっかり山盛りのキャベツがいただけます。
待つこと15分くらいかな、そばモダンの出来上がり~。
入店したのが早い時間だったこともあって、お店にいたのは僕1人だったのでおばちゃんといろいろ話をさせていただきました。
もともと洲崎の方に5年ほどお店を構えていたそうですが、20年前からこちらのほうに引っ越されたみたいです。
「お客さん初めて?どうやってこのお店来てくれたの?」
と質問されて、ネットで調べて〜とお返事したら…
「最近ネット見て来てくれるお客さんがほんと増えたのよ〜!本当にインターネットさまさまよ!」
とネットに対してかなり肯定的でした。
このおばちゃんはとにかくお客さんの方を向いて商売をする。
・キャベツが値上がりしようがボリュームも変えないし値段も買えない。
・グループで来たお客さんが同じものを注文していたら、必ず違うものを勧める。(シェアしていろんなものを食べてもらいたいから)
・お客さんに飽きられないメニューをいつも考える。(しそ、もち、チーズが入ったミロ焼きは人気メニューらしい)
聞けば当たり前のことだけど、それを25年も続けるのは本当にすごいこと。だって僕自身同じ仕事を25年続けたことはないし、おそらくこの先も25年も同じ仕事を続けることはない。
「お客さんのことを考えて常に変化を続ける」
これが商売が長続きする秘訣なんだなと感じました。
食事を済ませてお店を出ようとすると、「あっ、ネット見て来てくれた人にはサービスしてるから飲んでって〜」とアイスコーヒーを出していただきました。
ともすると、この記事を読んでくださっている方にとっては「ネット見て来たお客さんへのおべっか」のように感じてしまうところではあるかもしれませんが、これって素晴らしい営業だと思うんですよね。もちろん全員に何かしら理由をつけてコーヒーサービスしているかもしれませんが…。
このことについては思うことがあるので、機会があればコラムという形でこのブログ内で考えを書いてみようと思います。
アイスコーヒーに加えて、さらにお土産をもう一つ。
なんとラミネートされたメニューをいただきました!
これがただの紙だけだったら「あ〜お持ち帰り用にメニューくれたんだな」で終わったんですけど、わざわざ一見さんにラミネートまでしているメニューを渡してくれたことに驚きました!
わざわざこんな立派なメニューじゃなくても、普通に紙のやつでいいですよ!って言ったら、
「紙だとすぐ無くしちゃうでしょ〜?これだったら冷蔵庫に貼れるしいいでしょ!」とこれまた、まったく嫌味のない感じでいただきました。
しゃべりの達人!っていう雰囲気でもないんですけど、自然体の営業がものすごくうまい。いやらしさが全く無いんですよね〜。僕の好きな営業のタイプです。
会社勤めでもこのおばちゃんの営業力は学ぶことがいっぱいあるように感じます。
まぁあくまでこれは僕個人の感想なので、みなさんも是非お試しくださいませ〜。
Contents
住所
TEL
営業時間
11:30〜20:00
(夏季は15:00〜17:00休憩)
定休日
火曜日
第2水曜日
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