料理屋 箸

採算度外視の周年コース料理と、同い年で僕の地元さいたまで同じ最寄り駅に住んでいたご主人との不思議な出会い

@ryouriya_hashi
#料理屋箸

2019年10月にオープンしたこちらのお店。
行きたいなぁと思ってはいたものの、少し敷居の高いイメージだったのでなかなかいけてなかったんですが、お友達から

「周年のお料理美味しそうだから一緒にどうですか？」

と誘っていただき、今月外食比率高すぎてお財布ヤバいと思いながらも、献立を見たら完全に誘惑に負けて食べに行くことにしました（笑）

場所は中山下。
あくら通りからちょっと路地に入ったところ。
川崎医大のスグ近くで、つけ麺大将のお隣。

店内はカウンター６席と小上がり１卓
基本は店主一人でされているみたい。

地元は岡山の方みたいですが、高校を出てからはずっと東京をメインに料理をされていたそうです。

料理をしながらいろいろ話を聞いていると、僕の地元さいたまに住んでらっしゃった時期もあったそうで、なんとびっくり最寄り駅が土呂駅だったそう！ 岡山でこんな偶然あります！？っていう感じ！ しかも年も同い年。

世の中不思議なご縁がありますね〜。

あ、料理説明の前フリが長くなりました（笑）  
先付け
「雲丹と松茸の茶碗蒸し」
もう最初から反則です。口の中が「高級」の２文字でいっぱいになりました。 先付けでいきなりガツンとKOされました（笑）

前菜
「栗渋皮煮 　秋鮭湯葉巻き 　新銀杏 　長芋クリーム寄せ
　新丸十（さつまいも）カステラ仕立て」
季節感たっぷりの一皿
特に秋鮭の火入れが素晴らしく、しっとりと美味しゅうございました！

造
「九絵（くえ）
　縞鯵
　金目鯛」
これまた豪勢なラインナップですね！
もともと味のしっかりした魚が多いですが、数日熟成されているので、旨味がさらに濃厚になってます！

焼物
「のどぐろ塩焼蓮根饅頭銀餡」
ふんわりホロホロで脂乗りまくりののどぐろ。 そして蓮根饅頭を一緒に口に頬張ると良い塩梅に。
和食っていいなぁとしみじみ感じさせてくれる一品。

強肴（しいざかな）
「和牛フィレステーキまたは衣揚げ」
牛肉を天ぷらにするのは珍しいなぁと思い、衣揚げを注文。 レアですけどしっかり中まで温かく面白いですね〜。

温物
「九絵焼き茄子焼き葱清し汁仕立て」
クエの旨味と出汁を吸った焼き野菜がメインに感じるくらい美味しゅうございます！ もちろんクエも美味しいんですよ、はい。

飯物
「松茸と縞鯵と九条葱の土鍋ご飯」
和食といえばご飯物が一番テンション上がると言っても過言じゃありませぬ！！ 土鍋の蓋を開けたときの香り、混ぜている時間がいとおかし。
松茸と縞鯵、本当に贅沢でございます…。

甘味
「紫芋とクリームチーズのムース柿」
あえてドッシリとした甘味 最後のさいごまでドッシリ待ち構えてくれる感じが店主の人柄として伝わってきます。

いやいや、通常メニューとは違うのにこんなに投稿が遅くなってしまって本当にすみません…

和食一筋ではないからこその遊び心が感じられるサービスでまた行ってみたいと思える良きお店でございました〜！