久しぶりの再訪です。昔は夜も営業されてたんですが、今はお昼のみの営業となってますね。
場所は東岡山。お昼時は駐車場がいっぱいになってます。
実はこのラーメンショップには僕にとってふか〜い思い入れがございまして…。
まぁそれは最後のおまけとして書くことにしましょう。
店内はカウンターとお座敷席。
メニューはラーメンと味噌ラーメン、そしてつけ麺もあります。
ラーメンショップだったら僕は迷わずネギチャーシューをいただきます。
もちろん普通にラーメンでもいいんですが、このネギ、このチャーシューは独特で他ではなかなか味わえないのでせっかくきたからにはしっかり全部味わいたいのです。
ネギは白髪ネギに特製の調味料を和えたもの。
麺は中細麺。どちらかというとツルッとした食感。
スープはあっさり豚骨しょうゆ。
チャーシューはロースを煮込んだもので、やっぱり赤身の旨味とほどよい食感がうまいです。肉食ってるなぁ、っていう感じの。
決しておしゃれなラーメンではありません。
でも、やっぱりこの味はラーメンショップの味であり。他とは違うんですよね。
ぼくがこのラーメンショップに何故惹かれるのかというと…。
実は僕が大学生のころ、生まれて初めて就いたアルバイト先が埼玉県のラーメンショップ東宮原店。
とにかく僕は飲食で働きたかった。でもラーメン屋じゃなきゃいけなかったわけでもないです…。
当時まだインターネットもつかいこなせない僕は、新聞の折込チラシの中に入っている求人情報を見てココを決めました。
自宅から自転車で20分程度の場所。そこまで近いわけでもなく、繁華街にあるわけでもないこのお店になぜか僕はアルバイトの応募をしました。アルバイトで働くということについて深く考えるわけでもなく。
アルバイトを始めてみて当時は気づいていなかったけど、社会人になった今でもよかったなぁと思うことは「ほとんどアルバイトがおらず社員の方が多かったということ」もちろん若い人同士でワイワイやる仲間が増えたほうがよかったかもしれません。でもそれは大学でも事足りるわけで、手っ取り早く大人の人と接するには非常によかったと思います。
毎週のように、居酒屋に連れて行かれ2軒目にキャバクラに連れて行ってもらってました。
実は僕は高校生までは完全に人見知りでした。特に女の人と話すことができなかったんです。これ言うと今は全く信じてもらえませんが(笑)
僕がまともに女の人と話せるようになったのは、このアルバイト時代にキャバクラに連れて行ってもらったからです。いや、本当に。他にもたぶん普通の学生アルバイトじゃできない経験をたくさんさせてもらいました。そのことだけでも僕にとってラーメンショップでのアルバイト経験は価値があることだったんですけど、もちろん仕事もしっかりやってました。
大学生の頃、通学に片道2時間もかかっていたので平日はアルバイトできず、土日だけの勤務でした。
でもその土日は大抵オープンからラストまで働いてました。12:00〜22:00とか。社員さんの休憩時は一人でお店回してたし、スープづくりもやってました。多分今でも材料さえ揃えらればラーメンショップの味に近いものは作れると思います。
それだけどっぷりラーメンショップに浸かっていたので、まかないを2回、下手すりゃ3回そこで食べるわけですよ。だからもう体にこの味が染み付いちゃってるんですよね。
きっとみなさんも少なからず「自分の好きな味」というのが何かしらあるんじゃないでしょか?それがおふくろの味かもしれませんし、近所の定食屋さんの味かもしれません。
そういう意味でこのラーメンショップの味はまさに僕のラーメン好きの「ルーツ」なわけです。
これはもう理屈じゃないですよね。
そんな僕にとってのルーツである味のラーメンショップの味、今は岡山県内だとこの東岡山店のみということで、なんとか末永く続けてほしいと思う今日この頃でした。
Contents
住所
TEL
営業時間
11:00〜16:00
定休日
水曜日
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