~2024年10月16日~
県外のグルメな方が来られる時にはぜひご紹介したいローカルレストラン!
「Ristorante CIELO」
初めてこちらのレストランに伺ったのは2023年4月
その時はジビエのシーズン最後のタイミングで良い時期にランチでお伺いすることが出来て感銘をうけました。
それから約1年半
今回、全国の「株式会社Plan・Do・See」メンバーの皆様による地方視察の一貫として、岡山に来られた際に御縁がありご一緒させていただくことになりました。
Plan・Do・Seeの皆様の活動はこちらから
@pds_cuisine
私はシエロさんでの食事のみご一緒させていただいていたのですが、メンバーの皆様は生産者さんを回って来られてから、その視察した産地の食材を使ったレストランで食事をするというなんとも豪華なスケジュール。
そんな体験の締めくくりが出来るレストランが岡山にどれだけあるでしょうか?
県外の方が来られたときに「岡山らしさ」を体験してもらうことを追求すると、最終的にはこういう地元の食材をいかに昇華させられるかに尽きると僕は思っています。
その観点で僕は本当にシエロさんは素晴らしいレストランだし、もっとこういうお店が増えて欲しいなと思っています。
今回、僕自身も初めて出会った食材として
「湯原温泉海老」
温泉水でバナメイエビを養殖しているブランドだそうで、ほとんどが海外産の海老を食べているのが現状の今の日本においてこんな取り組みがあったことに驚きでした!
料理全体を通して、
もとの素材の味がしっかりと力強いものが多いので、素材の味を引き出しつつも単調にならないようにいろいろと味にアクセントを加えられているその技術が本当に素晴らしいと思います。
季節ごとにいろいろなものが味わえるのも、楽しいしまた定期的に行きたくなる本当に素敵なレストランです!
※メニュー写真などは訪問時のもので、現在のものと異なる場合がございます。あくまでご参考までに…

















~2023年3月24日~
ローカルレストランとして僕が求める1つの形が体現されていました!
食べることが好きなら是非一度は行ってほしい素敵なお店!
@cielo.1600
#ristranteCIELO
某シェフからオススメしていただき、
「冬のジビエの時期に是非!」
ということで、念願かなって3月中旬に滑り込み訪問!
津山の中心部から少し東へ車を走らせ10分少々
のどかな風景を眺めながらぽつんと佇むこちらのイタリアンレストラン
今回は絶対にジビエも食べたかったので、
ランチでDegustazione(デグスタツィオーネ)コースを!
シンプルで温かみを感じる店内に、大きな窓からは自家菜園も見えて奥には那岐山麓も。
もうこのロケーションで満たされますね〜
お料理は
・天然アオハタ 里見農園 セロリのサルサヴェルデ
・畑の野蒜(ノビル)と独活菜(うどな)のフリット ふきのとう
イタリアンで備前焼なのにここまで違和感がない一皿というのも心地よい。
アオハタのサルサヴェルデの青みが山菜のフリットとの架け橋になっていて、まとまりも良くて最高!
・天然 甘鯛クロッカンテ GGfarm ホースラディッシュ
昆布締めした甘鯛を、若狭焼のように鱗を立たせたもの
料理はもちろんなんですけど、このお皿と料理の表現がめちゃくちゃズキュンときました!
写真でも綺麗には撮ってるつもりなんですけど、視覚で感じる質感みたいなものはリアルじゃないと伝わらない!!
本当に美しかったです!!!
・猪と有機キャベツラグー クミン
津山小麦の手打ちタリオリーニ 吉田牧場コダカ
猪の風味にクミンという王道の組み合わせですが、丁寧に優しい味わいのソースに仕上がってました。
イメージしているパスタよりも軽やかで素朴な風味。
このパスタで
「ローカルならではの食材を使ってどう料理を美味しくするか」
という強いメッセージを感じました。
あえてパスタを津山小麦にしているところ…
東京のレストランであえて津山の小麦を使ってパスタを作る必要はない。
でもローカルのレストランだからこそ、最高級のブランドを選ぶのではなく、その土地の食材を使って料理をするというのは、きっと県外の人が岡山まで来る理由の1つになると思う。
そんなことを考えながら次の一皿へ…
・日生の牡蠣のムニャイア ノイリーソース
ムニエルのイタリア語なんですね。
ノイリーソースもフレンチのソース。
ノイリーというフレンチヴェルモットを使ったソースなんですが、初めてこのソースに出会ったのは表町のラボンヌフランケット。
このときに衝撃的な美味しさだったんですが、こちらのソースはそれよりもより食材の旨味を引き立たせる優しいソースに仕上がってました。
牡蠣も香ばしさと旨味を閉じ込める火入れが絶品!
・仕留めた山鳩のロースト サルーミ 畑の野菜
山鳩も野雉も基本的には空気銃を使ってシェフ自ら捕っているそう。
散弾銃などではどうしても出血してしまったりすることで臭みの原因につながってしまうそうなのですが、そういった点でのメリットもあるそう。
ソースはシンプルに内蔵と赤ワインで。
当然脂身が多いものではないので、牛や豚のような分かりやすい旨味というのは感じないのですが、
何より「命をいただいている」という何かエネルギーを感じました。
実際に一緒に行った人も「体温が上がった気がする」とまで言ってました。
いや、本当にパワーのある一皿でした。
・ノリランカ農園自然栽培 はざ干し熟成ヤマビコ米
仕留めた野雉と菜の花リゾット
いや、これも本当に凄かった。
まず米粒の大きさ!一般的なものの2倍はあるんじゃなかろうかというサイズ!
なぜ粒が大きいかは入り切らないのでコメント欄で。
自然栽培米を2年熟成させ、雉の出汁で仕上げるリゾット。
菜の花の風味と合わさって、食事の〆にふさわしい1皿。
・有機カカオチョコレートのガトーショコラ
まほらファームの苺のズッパ 木次牛乳ジェラート
もちろんドルチェも美味しい!
シェフは宝塚のパティスリーでも働かれていたみたい。
苺がスープ仕立てになっていて、爽やかな酸味が良い余韻になってくれていました。
食後にコーヒーとバターサンドで至福のランチでした。
本当はもっと丁寧に書きたかったんですけど、この辺で…
とにもかくにも本当にオススメのレストランでした!!!





















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