足立美術館を手掛けた庭師が、米子から通いで柳町で牛骨ラーメンをつくる
【 #もみじ 】
いつも、柳町を自転車でぶらぶらしていても空いているのを見たことはありませんでした。
「まぁ雰囲気的にも夜営業なんだろうなぁ」
と思い、あまり気にしていなかったんだけど、今日前を通ったらしっかり暖簾出てるんですよ。
吸い寄せられるように店内に入ると、なかなかディープな雰囲気。
カウンター上に書いてあるメニューで、まず1番初めに目に飛び込んで来たのは
「肩こり腰痛にテーピング療法1,000円」
ここは何屋だ…
大将からは「お昼はラーメンかラーメンセットになるんだけど」と聞かれ、ラーメンセットはカレー丼がつくらしいので、それを注文。
作っているうちに大将といろいろ話をしていたら、これまた面白い。
どうやら、岡山に縁はなく今でも鳥取の米子から通っていると…。通勤圏内ですか、それ?
毎日じゃないらしいけど…。
「山陰の旨い魚を岡山の人に食べて欲しい」という思いで、お店を始めて早9年。
でも、そろそろ閉めようかなって。
テーピング療法のことを聞いてみたら、どうやらカイロプラティックを一時期仕事にしていたそうな。
こういう人はいろんな仕事してるだろうなぁ、と思って聞いてみたら、飲食もカイロも趣味で始めて、本業は庭師らしい。
しかもただの庭師じゃなくて、あの有名な #足立美術館 の庭も手掛けたとか。
(僕にこれの真実を確かめる術はないけど、こういう話は信じた方が世の中面白い)
そんなこんなでいろいろ話も盛り上がって「兄ちゃん酒飲めるの?今度ゆっくり飲みながら話しよう、もう長くないから」と誘っていただいたので、一緒に行ってくれる方を募集します(笑)
あ、牛骨ラーメンですけどね、大将が若い頃に食べてた牛骨ラーメンをなんとか再現したいんだけど、まだまだ遥か遠く及ばないらしい。
牛骨ラーメン独特の甘みを感じるスープに魚介出汁のダブルスープ。
もともと大山の放牧が盛んだったことで、牛骨が手に入りやすいということで、米子が牛骨ラーメンの発祥になるらしい。
もう今は元祖の店は残っていないから寂しいもんだとご主人。
たった30分のランチタイムだけど、今日もまた少し大人になれた気がします。
movieもYouTubeにUPしてます!
※チャンネル登録してもらえると、ブログの更新通知の代わりにもなるのでオススメです!
「もみじ」の店舗情報
※訪問時の内容になりますので、最新情報と異なる場合がございます。
関連ランキング:ラーメン | 新西大寺町筋駅、田町駅、大雲寺前駅
コメントを残す